過ごしやすくなった今こそベランピングを!

酷暑もさり、ようやく過ごしやすい日々が続くようになった今こそ、"ベランピング"をはじめるのに最適な時季。自宅のベランダに手を加えて、よりステキな空間にしてみませんか?

PLANE LIFE 日常+アルファのKaica的ライフスタイルを提唱

にわかに注目が高まる“ベランピング”とは?にわかに注目が高まる“ベランピング”とは?

What's Veramping?

ベランピングとは、自宅のベランダでアウトドア気分を楽しめる空間を実現すること。「ベランダ」と、グラマラス(魅力的)なキャンピングである「グランピング」をかけ合わせた造語です。
4年前から自宅でベランピングを実践し、インスタグラムを通じて多くのファンがいるKenさんは、「もっとも身近に作り出せるアウトドア空間」であることが大きな魅力だといいます。
「もともと私も妻もキャンプ好きなのですが、子供が生まれると近くへ外出するのさえ困難で、アウトドアを楽しむ余裕がなくなってしまいました。そこで、アウトドア気分を味わえる空間を身近に作ろうと考えたのが、ベランピングをはじめたきっかけです」

リビングから一歩で『非日常』を味わえる!リビングから一歩で『非日常』を味わえる!

Kenさんがいうように、ベランピングの魅力はリビングから一歩出た場所に非日常的な空間を作れることにあります。
具体的にどのような楽しみ方があるのか、一例をまとめてみました。

  • ティータイムティータイム
    コーヒーや紅茶をベランダで味わうと、気分も一新。リビングでもリラックスできますが、暖かな日差しや陽気を直接肌で感じられるベランダなら、一段と気分も晴れるでしょう。夜にはほのかな明かりのもと、お気に入りのアルコールとともに秋の夜長を過ごすこともできます。
  • 食事・BBQ食事・BBQ
    外での食事も、いつもと違った気分や楽しみを与えてくれます。キッチンで作ったものをベランダに持ち出すのもいいですし、BBQグリルを使ってその場で調理するのも楽しいイベントになるでしょう。ただBBQを行う場合は、ニオイや煙が広がりすぎないよう近隣住民への配慮が必要です。
  • 星空鑑賞
    満点の星空を味わってみるのも、アウトドアらしい楽しみ方のひとつ。寒さ対策を万全にして、そのままベランダで一晩を過ごしてみてもいいかもしれません。
  • パーティ
    非日常的な空間として、子供の誕生日会などの記念パーティを行う場所としてもピッタリです。ちょっとした飾り付けをプラスするだけで、簡単に特別な空間を生み出せます。
  • 水遊び
    水栓や水はけがある環境なら、簡易プールも設置できるでしょう。目の届く場所で、子供を安全に遊ばせてあげることが可能です。

リラックススペースと雰囲気作りが最重要項目!リラックススペースと雰囲気作りが最重要項目!

Kenさんにベランピングのポイントを伺ったところ、リラックススペースと雰囲気作りの2点が特に重要だといいます。

グリーンで癒やしの空間に/こだわりのチェアで快適性を確保

【グリーンで癒やしの空間に】

「屋外であるという印象を強調するのに有効なのが、グリーンです。もちろん室内でも育てられますが、屋外のほうが植物もイキイキとしています」
ベランドの角や壁面にグリーンを設置すれば、アウトドアな気分がさらに向上し、癒やし効果も高まります。日照条件が悪かったり水遣りの手間を省きたかったりする場合は、フェイクグリーンを用意してもいいでしょう。

【こだわりのチェアで快適性を確保】

「ベランピングにおいて、実際に過ごす場所となるのがチェアです。そのため、自分が一番居心地よいと思えるチェアを用意することが肝心です」
特にこだわりを持って、リラックスできるチェアを厳選しましょう。足を前に伸ばせ、ゆったりとした姿勢を維持できるものが最適です。腰や背中にあてるクッションを用意すると、さらにいいでしょう。

抑えておくべきベランピング五箇条!抑えておくべきベランピング五箇条!

ベランピングを行うにあたり、留意しておきたい5つのポイントをまとめました。

雨対策にサンシェードを設置する

ベランピングで一番のトラブルになりやすいのが、雨です。当然屋外ですから、屋根がない場所ではチェアやテーブルが濡れてしまいます。
対策としては、雨に多少濡れても問題のないアウトドア仕様の製品を使うことと、日光をほどよく取り入れつつも雨を遮断するサンシェードを設けることです。そうすれば、いちいち天気を気にする必要がありません。
「うちでも半透明のサンシェードで覆い、基本的に家具は出しっぱなしにしています。無理をしないことも、快適な空間づくりの一歩です」

家具の大きさや高さで狭さを克服する

スペースを有効活用するために、設置する家具の大きさや高さにも気を配りましょう。チェアは座面が低いもののほうが、座ったときに空間の広さを感じやすくなります。テーブルも、それに合わせて低めに。天板は丸いほうがデッドスペースを生み出しにくいので、おすすめです
「ベラピングに興味があっても、うちは狭いから……と敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、椅子を1~2脚おけるスペースさえあれば、ベランピングは可能だと思いますよ」

壁面利用でプライバシーも配慮する

ベランダで過ごすとなると、お向かいさんなど外の目も気になるもの。プライバシーを確保するには、目隠し用のラティス・ウッドフェンスの設置が必要な場合もあります。
「ラティスを置くのなら、むしろ壁面を利用して雰囲気を盛り上げましょう。僕の場合はグリーンを掛けたり、西海岸風なプレートを付けたりして楽しんでいます」

照明は電気製品で対応する

空間づくりに欠かせないのが、照明です。特に屋外で行われるベランピングでは、日が落ちてからは照明が不可欠です。
「アウトドアな雰囲気を高めるにはガスランタンやろうそくが理想的ですが、安全面から火気の使用は避け、電気製品を代用するのが安心です。本物のろうそくのように明かりがゆらぐLEDライトもありますので、そうした製品を使いましょう」

初期投資は少額からでもかまわない

ベランピングをはじめるのに高額な初期投資は必要ありません。
「まずはチェアとグリーンさえあれば、ベランピングをはじめることができますから、あとは予算や好みで増やしていければいいと思います。僕はフロアデッキも敷いていますが、イケア製でそれほどコストを掛けていません。またちょっとした工具と時間があれば、DIYをするのも手です。現在愛用しているテーブルも、廃材をDIYして活用しました。インスタグラムやピンタレストで理想的なベランピング写真を見つけ、それに近づけてみるのも手です」

非日常というアクセントを手軽に加えられるベランピング。毎日の暮らしが、さらに輝きます。非日常というアクセントを手軽に加えられるベランピング。毎日の暮らしが、さらに輝きます。

取材協力

Kenさん

都内在住のベランピング愛好家。3児のパパ。サーフィンをはじめとするマリンスポーツやキャンプが趣味で、4年前に新築を建てたのを期にベランピングを実践。インスタグラムでは約3000人のフォロワーがおり、定期的に更新するベランピングの模様が話題に。
@____kens