MASTER PLAN
無電柱の街
現地街並み(2021年6月撮影)
無電柱・無電線の
街づくり。
開放的な風景、
歩きやすい安全な道。
住み継がれてゆく街の資産。
現地街並み(2021年6月撮影)
電柱・電線の地中化により、
美しく、災害に強い街づくりを実現。
「千里 円山の丘」では、電線類を地中に埋め込んだ無電柱の街づくりを行っています。電柱や電線が視界からなくなることで、すっきりと美しい景観を創出。また電柱がないため道路の有効幅が拡大。ベビーカーなどを利用していても、安全でスムーズに通行できます。※開発区域内
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現地街並み(2021年9月・6月撮影)
無電柱化のメリット
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美しい景観の形成
電線類が見えなくなるため、空が広く美しい街並みが形成されます。
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安全性・快適性の向上
道路の有効幅員が拡大することで通行空間の安全性が高まります。
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災害時のインフラ確保
地震・台風などで発生する電柱の倒壊による都市災害を防止します。
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鳥の弊害対策
電柱や電線を無くすことで、鳥害対策にも効果があります。
大阪市内でわずか6%、
東京23区でも8%の街並み価値。
海外主要都市では無電柱・無電線の街づくりが基本であり、ロンドン・パリ・香港・シンガポールは100%、台北は96%、ソウルは49%であるのに対して、日本では大阪市で6%、東京23区で8%という状況です。
【欧米やアジアの主要都市と日本の無電柱化の現状】
※ロンドン、パリは海外電力調査会調べによる2004年の状況(ケーブル延長ベース)※香港は国際建設技術協会調べによる2004年の状況(ケーブル延長ベース)※シンガポールは『POWER QUALITY INITIATIVES IN SINGAPORE, CIRED2001, Singapore, 2001』による2001年の状況(ケーブル延長ベース)※台北は台北市道路管線情報センター資料による台北市区の2015年の状況(ケーブル延長ベース)※ソウルは韓国電力統計2017による2017年の状況(ケーブル延長ベース)※日本は国土交通省調べによる2017年度末の状況(道路延長ベース)
INTERVIEW
株式会社ジオリゾーム代表の井上氏に、街づくりに対する想いをお伺いしました。
「千里 円山の丘」電線類地中化工事を担当
無電柱・無電線の
街づくりに
込められた想い。
- 株式会社ジオリゾーム
- 1993年に大阪府吹田市で設立。「持続可能な美しい街づくり」をスローガンに、無電柱化事業をはじめとする環境活性化事業を展開。電線類地中化を通じて安心・安全な街づくりを推進するとともに、土壌汚染調査や水質分析を通じた安全な水環境づくりなどを実施。
子ども達が安心・安全に暮らせる街をお届けしたい。
無電柱化のメリットは大きく分けて3つあります。1つ目は防災です。2018年に発生した台風21号では約2,000本もの電柱が倒壊しました。電柱を地中化することでそれらの不安を取り除くことができます。また断線の心配も少なくなり、災害に強い街づくりに貢献できます。2つ目は景観です。無電柱化で街自体の景観が美しくなることで、観光地では観光客が増えたという実例もあります。3つ目は安全性です。子ども達が通学時に電柱を避けて、車道側に膨らんで歩くことが交通事故の原因となっているケースも。ご家族が安心・安全に暮らせる街づくりのために無電柱化はとても大きなメリットがあるのです。
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【 無電柱化の施工前 】
福知山
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【 無電柱化の施工後 】
福知山(施工前写真に加工を施した完成予想図)
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【 無電柱化の施工前 】
仲町交差点
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【 無電柱化の施工後 】
仲町交差点
無電柱化は、資産性という観点でも期待。
不動産鑑定士の先生と一緒に共同研究した内容をまとめた著書「電柱のない街並みの経済効果」でも紹介していますが、「無電柱化した住宅地」と隣接する「無電柱化していない住宅地」の取引価格の推移を20年以上調べたところ、無電柱化している街の方が、無電柱化していない街と比べて資産価値が4~9%上がったという相関関係が見られました。「千里 円山の丘」は、計算されたアイストップ型の景観形成がなされており、人が住むことでさらに魅力を増す街だと思います。実際に現地で無電柱の街並みをご覧いただければ、その素晴らしさを実感いただけるはずです。
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「千里 円山の丘」無電柱化工事の様子
- 透水性インターロッキング
- 保水性インターロッキング
- IRガード(遮熱性舗装)
全体区画イメージ図
コミュニティ拠点となる2つの公園。
街区の中心に位置する中央公園は、通りを挟んで隣接する集会所とも合わせて利用できる場所。高台にある見晴らし公園は、大阪市内への眺望が楽しめ、桜や紅葉が美しい場所。心地よく自然を感じながら地域の人々とのコミュニティを育みます。
中央公園
季節感を演出する落葉樹や花樹と常緑樹をバランスよく配置し、街全体のクールスポットとして機能するとともに、四季折々の景観を創出。大小さまざまな広場が設けられ、地域の人々が交流しやすいオープンスペースです。
中央公園(2021年6月撮影)
見晴らし公園
大阪平野を見下ろせる高台の見晴らし公園。桜や紅葉の丘があり、季節の移ろいが楽しめます、名神高速道路との緩衝帯となり、園内の2つの築山は近隣住戸への暴風・防災対策としての役割も果たします。
見晴らし公園(2021年10月撮影)
美しさと安全性に配慮した
3つの通り。
景観の中心となるのは、街区の軸となる3つの個性的な通り。それぞれに街路樹や植栽をふんだんに設けるとともに、安全性や快適性を考慮して歩道や歩行者専用道路を確保しています。
- 透水性インターロッキング
- 保水性インターロッキング
- IRガード(遮熱性舗装)
全体区画イメージ図
緑の通り
開放感あふれる街のメインストリート。擁壁をセットバックさせて植栽空間をたっぷりと設け、歩道には西日を遮るように街路樹を配置。美しくゆとりある風景を描きます。
緑の通り(2021年6月撮影)
風の通り
すみずみまで風を巡らすウインドパス。中央公園を通り抜ける歩行者専用道路です。通りには植栽帯を連続させ、休憩できるベンチも設置。安心・安全に街歩きを楽しめる通りです。
風の通り(2021年6月撮影)
響の通り
2つの公園を結び、人々のコミュニティを育む遊歩道。中央公園に接するエリアは歩行者専用道路です。中央植栽帯はカツラ並木として季節感を演出しています。
響の通り(2021年6月撮影)
ファサードや駐車スペースの
凹凸で変化を与え、
リズミカルな風景を創出しています。
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門柱・門扉
各住戸には宅配ボックスやインターホンのついた機能的な門柱を設置。外壁、門扉ともバランスの良いデザインが住まいに表情を作り出します。
※一部住戸に設置 -
コーナーウォール
主要な角にコーナーウォールを配置しています。美しい花や樹々とともに華やかな街の風景になるとともに、道路の安全配慮にも繋がっています。
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ウッドデッキ
子供の遊び場になったり、ハーブを育てたり。また、お天気の良い日、風が心地いい日はサッシを開け放すだけで、広々とした気分を味わえます。
※一部住戸に設置 -
ロジア
壁のあるアウトドアスペースなら、外からの視線を気にせずに、家のリビングと変わらないくつろぎを楽しめます。
※一部住戸に設置
丘の上に描く、
気品ある邸宅街の景観美。
開放感あふれる丘の上に、気品ある邸宅の街並みが続きます。時代に左右されない洗練された佇まい、一邸一邸は個性的なデザインでありながら、建物の配置や外壁の色、素材感を揃えることで調和のとれた景観を創出しています。
現地街並み(2021年6月・9月撮影)
緑豊かな環境と調和する
20%以上の緑化率。
総開発面積の20%以上を緑地とし、瑞々しく潤い豊かな街並みを創出。シンボルツリーや生垣には四季折々に色づく樹木・花木を選定し、季節感あふれる風景を描き出します。
【春~夏】
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ヤマブキ
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ハナミズキ
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ユキヤナギ
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アジサイ
【秋~冬】
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イロハモミジ
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コハウチワカエデ
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コムラサキシキブ
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ツワブキ
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